アルコンオリジナルTシャツ《誕生秘話》

「ほぼみず」と「みずのいろサイダー」、そして“笑い”からはじまる地方発ファッションブランド
宮城県栗原市。東北ののどかな地域に本社を構える有限会社アルコンは地元の病院売店、温泉施設、道の駅、コンビニなどに向けて主に高齢女性向けの洋服や雑貨を卸す地域密着型の会社です。

そんなアルコンに転機が訪れたのは、日常の中にある何気ない“違和感”からでした。
「どこに行っても、似たような商品ばかり並んでいる。もっと、売り場がワクワクするようなものは作れないだろうか？」

売り場の雰囲気やお客さんの笑顔に敏感なアルコンは、 ただ洋服を売るのではなく、“場づくり”を意識するようになっていきました。

そんなとき出会ったのが、ビールジョッキの下に「みず」と書かれたTシャツ。
一見して意味不明。でも、だからこそ思わず笑ってしまう。

「これは売れるな…いや、うちでも作れるんじゃないか？」 そんな“遊び心”から、アルコンオリジナルTシャツの企画が始まったのです。

■ 第一号は「ほぼみず」

アルコンが最初に手がけたTシャツは、大きなビールジョッキのイラストに“ほぼみず”と書かれたデザイン。

「いや、それもうビールやん！」
「“みず”って言い張るその図々しさがいい！」
「ツッコミどころ満載でおもしろい！」

そんな声が広がる中、このTシャツは温泉施設や観光地のお土産として人気を集めはじめます。
シンプルな白地Tシャツにユルい言葉、ゆるくないツッコミ待ち。
「これは笑える」「誰かに見せたくなる」
ただのギャグではない、“ちょうどいいダサさ”と“クセの強さ”が好評を呼びました。

■ みずのいろサイダーとのセット展開

そこにもう一つのユニークなアイテムが加わります。
その名も、「みずのいろサイダー」。

透明なボトルに、ゆるいフォントで書かれた「みずのいろ」というラベル。
中身は普通のラムネ風味のサイダー。でもその名前とのギャップが 「なんだこれ？」「みずのいろって、色ついてないやん！」と、また笑いを生む。

このサイダーと「ほぼみず」Tシャツを並べて売ったところ、 観光客や若者、そして意外にもシニア層からも「これおもしろいね」と好反応。

さらに、「介護施設でファッションショーを開催したい！」という クラウドファンディング企画では、「ほぼみず」Tシャツがアイキャッチとして活躍。
支援金は25万円を超え、メディアやSNSでも徐々に話題に。

Tシャツとサイダーという、一見関係のない2つの商品が、 “笑い”と“違和感”という共通点を通じて、「ALCONブランド」の柱となっていったのです。

■ AlconオリジナルTシャツのコンセプト
zv Alconが目指すのは、ただのおもしろTシャツではありません。
「笑って着られる。話題になる。ちょっと疲れた日常がゆるむ」
そんなTシャツを、東北から全国へ、そして世界へと広げていくことです。

・お酒好きに刺さるパロディ系デザイン
・仕事がだるい日にも着たくなる“ぐうたら系”デザイン
・猫や温泉など、地元文化に絡んだ癒し系ユーモア
・現代の空気感を取り入れたポップなパロディ

これらを軸に、“ALCON笑点”というシリーズ名で、 Tシャツだけでなく、雑貨や飲料など幅広いアイテム展開を構想中。

ブランド名の「ALCON」は、もともと会社の名前でもありますが、 これからは“笑いと癒しを届けるローカルブランド”として、 東北・栗原から新たなカルチャーを発信する旗印となっていく予定です。


■ そして、今――

「ほぼみず」と「みずのいろサイダー」は、アルコンの“笑えるプロダクト”の第一歩。
これからも、「なんだこれ？ でも欲しい！」と思ってもらえるような、 ユルくて愛される商品を、地元の売り場と人々の笑顔のために作り続けていきます。

“ちょっと疲れた大人たちに、1枚のTシャツで元気を。”
それが、ALCONオリジナルTシャツ誕生の物語です。

【規格】
素材：ポリエステル100%
吸水速乾　UVカット
※詳細なサイズや注事項は商品画像をご覧ください。